広島教区 「2025 平和行事」を終えて 報告と感謝
+平和が皆さんとともに
日本の教会においては、8月6日(広島原爆の日)~8月15日(終戦記念日)までを、「平和旬間」と定め、とくに世界のために祈り、学び、声を上げ、活動することを勧めています。これに合わせて、広島教区では、とくに8月5日、6日、9日に、『原爆投下80年 平和への希望をあらたに~核廃絶をわたしたちはあきらめない~』という総合テーマで、平和祈願や犠牲者のための慰霊や種々の行事が行われました。
被爆80年にあたり、米国の平和巡礼団の枢機卿と大司教、韓国と日本の司教有志をはじめ、教区内外からも、多くの方々に参加していただきました。この場をお借りして、(オンラインを含む)参加者の皆さんに、心から感謝を申し上げたいと思います。とくに、8月5日には、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)と広島被爆者7団体、またANT-Hiroshima の理事長の渡部朋子さんのご協力をいただき、米韓日の司教有志と被爆者団体との平和集会を開催して、共同声明を発信することができました。セシリアホールを会場として利用させてくださったエリザベト音楽大学の川野祐二学長様をはじめ、大学の関係者の方々、そして、教区の平和実行委員会のスタッフの方々に御礼申し上げたいと思います。
ご報告に代えて、カトリック中央協議会のHPから出されている記事や関連文書を紹介させていただきます。
>>米韓日の司教と被爆者団体 核兵器廃絶に向け平和集会 8月5日広島 | カトリックジャパンニュース
8月5日に発信された共同声明は、以下のとおりです。
>>8月5日に発信された共同声明 | 英語(PDFファイル)
>>広島 8月5日「平和祈願ミサ」 菊地枢機卿「いのちの尊厳守り抜く」 | カトリックジャパンニュース
なお、8月5日の16時から「平和祈願ミサ」の中で紹介された教皇レオ14世からのメッセージは、教皇レオ十四世、2025年8月5日、原爆投下80年に際してのメッセージ | カトリック中央協議会 に掲載されています。
>>教皇レオ十四世、2025年8月5日、原爆投下80年に際してのメッセージ | カトリック中央協議会
>>教皇レオ十四世、2025年8月5日、原爆投下80年に際してのメッセージ | 原文 英語(PDFファイル)
>>広島 8月6日「原爆とすべての戦争の犠牲者のためのミサ」 | カトリックジャパンニュース
>>広島教区平和行事 被爆80年 核廃絶へ祈り、出会う | カトリックジャパンニュース
8月5日の米韓日と被爆者団体との平和集会の中で披露された、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞の祝賀の歌「みんなで力あわせて」のCDがいくらか残っていますので、ご希望の方は教区本部事務局までお問い合わせください(なお、在庫がなくなり次第、締め切らせていただきます。)
今後とも、神様の助けを願いながら、皆さんとともに、キリストの「平和の使徒」として召命を生きるために邁進して行きたいと思います。
ご報告と御礼に代えて
2025年8月13日
カトリック広島教区 教区長 白浜 満