神によって天地が創造され、私たちを愛してくださる神がおり、その神がイエス・キリストとしてこの世に生まれ、私たちにゆるしと真のいのちを授けてくださったことを信じています。また、イエス・キリストの復活によって私たちに授けられている聖霊（神の霊が私たちの内に宿るもの）を信じています。さらに、その信仰によって結ばれた普遍教会（信仰共同体）を信じており、私たちの信仰の要点は使徒信条（信仰宣言）にまとめられています。

カトリック教会とプロテスタント教会の主な違いは、信仰体系や宗教行事にあります。カトリック教会はローマ教皇の中心的権威と聖伝統を強調し、聖体の奉仕や聖母マリアへの崇敬が特徴です。一方で、プロテスタント教会は聖書の唯一の権威を重視し、信者個々の信仰の自由や神への直接的なアクセスを強調します。 なお「モルモン教（末日聖徒イエス・キリスト教会）」「エホバの証人」「統一教会（原理運動）」などは、その教えからみてキリスト教とは言えず、カトリックではキリスト教から区別しています。また、最近「キリスト教」と名乗る新興宗教もあることが確認されています。

聖書は、キリスト教の信仰において中心的な宗教的な文書であり、神聖視される書物です。聖書は「旧約聖書」と「新約聖書」から構成され旧約聖書は、イエスが生まれる前に書かれたもので、46の書物（旧約聖書続編を含む）からなっています。神による天地創造からはじまり、紀元前（イエス・キリストが生まれる前）のイスラエル民族の歴史が描かれています。聖書は神の啓示や歴史、法律、教訓、詩、預言など多岐にわたり、信者に道徳的な指針や救済のメッセージを提供します。聖書は宗教儀式や礼拝、信仰の指針として広く用いられ、多くの文学的、哲学的影響を与えています。

教会は誰にでも開放されているので、どうぞお越しください。

カトリック教会は、教えや金品を強制、強要するところではまったくありません。

聖堂は祈りの場所です。 いろいろ考えたり祈ったりしたい方は、どうぞご遠慮なくお入りください。

教会の入口に案内をする人がいれば、「初めてです」と、おっしゃってください。親切にご案内をしてくださるでしょう。はじめは、なにも、わからなくて結構です。 教会の中では、どうぞあいている席にお座りください。

ミサにはお気軽にいつでも自由にお越しください。教会によって開催日時が異なりますので、当サイトの教会案内ページより時間を調べてお越しください。通常のミサは1時間～1時間半程度です。 皆さんが共同体として集まり、神に感謝し、讃美し、聖体拝領を行う儀式です。献金は義務ではなく自由です。 ミサの後半で「平和のあいさつ」があります。「主の平和」と言って、周囲の方とあいさつ(会釈)してください。 ミサの最後には、聖体拝領（せいたいはいりょう）がおこなわれます。パンとぶどう酒が神聖視され、キリストの体と血として信徒に授けられます。聖体拝領はカトリックの洗礼を受けた信徒に限られます。