ベリス・メルセス宣教修道女会

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ベリス・メルセス宣教修道女会

メルセス会の歴史は古く、1218年、聖ペトロ・ノラスコによってスペインに創立されました。イスラム教徒に捕らえられ、信仰を捨てるように迫られていたキリスト教徒をあがなうという緊急の必要性に応えるのが、創立の目的でした。

ベリスの修道院の歴史は1540年にさかのぼります。ベリス村の司祭と3人の女性たちの発意のもとに、男子メルセス会に属するベラクルスの観想修道院が生まれました。

1903年、ピラールという名の19歳を迎えたひとりの女性がこのベリスの修道会に入会しました。マルガリタ・マリアという修道名を受けた彼女は初誓願宣立後、学校の寄宿舎で教師として働きはじめました。やがてマルガリタは、学校と生徒のための働きがきっかけとなり、「地の果てまでイエスの福音を告げ知らるように」と招かれます。

この新しい地平に向かう動きは、当時の歴史的動向でもあり、教会の動きでもありました。1926年9月19日、6人の最初の宣教女たちは中国の蕪湖へ旅立ちました。
べりス・メルセス宣教修道女会の変革に着手し、その歩を励まし導いたのが、マルガリタ・マリア・ロペス・マトゥラナその人でした。

1928年、南洋諸島への旅の途中、東京に立ち寄ったマドレ・マルガリタは、東京に学校を創立することになります。
1931年、光塩高等女学校の落成式に参列します。
1934年、病に冒されていた彼女は、7月23日「天国から皆さんをお助けします…」との言葉を残し、帰天しました。

2006年10月22日、ベリス・メルセス宣教修道女会の創立者マドレ・マルガリタは、彼女の故郷スペインのビルバオ市におけるカテドラルにおいて列福されました。

わたしは宣教地をひとみのように愛します。

・現在メルセス会は、5大陸に72の共同体があり、活躍しています。
・そのうち、日本は11の共同体で、山口、広島、東京、神奈川にあります。
・学校教育は、萩光塩学院(幼・小・中・高)、廿日市聖母マリア幼稚園、光塩女子学院(幼・小・中・高)、光塩女子学院日野幼稚園で行っています。

広島での活動


幼稚園で働くシスターたち

専門学校で働くシスター

廿日市聖母マリア幼稚園
(1967年設立)

日曜学校で

腹話術を披露

園庭で
本部所在地:東京都杉並区高円寺南5−11−35
TEL:(03)3311−6146
ホームページ http://www.mercedarian.com/