徳山教会「聖堂献堂50周年」 ユスト 恩地 誠 神父S.J. 2007年11月23日に徳山教会は「聖堂50周年」を祝った。徳山教会聖堂は、故ルイス神父様が計画、故コップ神父様が引き継ぎ、故グロッパー修道士が設計し、スペインの故ミエルテラン神父様の御尊父からの献金で立てられた小柄ながらも美しい聖堂。1957年12月21日に故荻原広島教区長を迎えて「献堂式」が行われ、故アルペ神父様も出席した写真が残っている。信徒の実行委員会が一年前から準備してきた「献堂50周年」記念式典には、かつて徳山に在任した司祭と岩徳ブロックの司祭と信徒の約250名が参加した。ミサ主司式は住田管区長、助式は佐々木地区長とアルティリョ岩徳責任者、司祭団11名が敗戦後ドイツから日本へ平和の祈りを込めて贈られた「平和の鐘」の素晴らしい響きを合図に入堂すると、故チリノ神父様が創めたハンドベルグループのベルの音が導いた。第一朗読はフィリピン人信徒共同体60人の代表者が英語で朗読、続いて聖堂が献堂された年に生まれた信徒が日本語で朗読した。
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