2012年6月17日 鳥取教会司教公式訪問・堅信式

HOME > 活動報告 > 米子教会公式訪問・堅信式

 2012年6月17日(年間第11主日)、前田万葉司教様の初めての鳥取教会公式訪問が行われました。前日に車で到着され、その日は愛徳修道士会修道院、浦上四番崩れ殉教地の椿谷を訪問され、夜は愛徳カルメル修道会修道院でシスター達と懇親の場をもたれました。
 翌日主日の9時30分からの司教様司式のミサでは、堅信式と初聖体(各々一名ずつ)が行われました。ミサの冒頭、司教様は前日の椿谷巡礼の時に詠まれた句「椿谷 往きつくうちに 五月雨る」を披露され、殉教者への想いを語られました。ミサ説教では、初聖体のお子さんに「おめでとう 初聖体に 初らっきょ(前日、初聖体をうけるお子さんの保護者が浸けた鳥取名産の「らっきょ」を賞味されたので)」、堅信を受ける方に「父の日に 堅信式や からし種(主日の福音朗読が「からし種のたとえ話」の箇所だったので)」と次々とお祝いの句を詠まれ、最後に「仕え合って 幸せになろう ほととぎす」の一句で「わたしたちが日頃の生活の中で、まわりの人に仕え合う幸せを証しする事が、神の国の完成に寄与する事になる」と力強くの宣べられました。
 ミサ後、初聖体と堅信のお祝い、司教様の歓迎会を行いました。司教様の歩みの紹介コーナーでは、生まれ故郷の「仲知」での小さい頃の思い出を熱く語られ、皆が聞き入っていました。また鳥取教会の俳人(?)達による司教様歓迎の投句コーナーは大いに盛り上がりました。その後鳥取教会で行っている種々の行事を司教様に紹介し、最後に皆で「アヴェ・マリア」を歌った後、司教様から祝福をいただいて終宴となりました。またいつの日か司教様とお会いするのが楽しみな思いを強く感じた一日でした。

(中村勇夫 記)

アルバム