2007年5月11日 インドネシア神学生支援チャリティーコンサート カトリック岡山教会

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 5月11日(金)18時30分より、岡山教会大聖堂にて、第二回「インドネシア神学生支援チャリティーコンサート」を開催しました。出演は岡山教会からリコーダーの大谷文彦さん、パイプオルガンの大谷麻美さん、私ソプラノの福田浩子と、広島エリザベト音楽大学留学生でフィリピン出身のギタリスト、ジョゼフ・ミランディリアさんでした。
 プログラムは、前半が聖母マリア様の月である5月にちなんで、サン=サーンス、シューベルト、マスカーニ、カッチーニの4人の作曲家の「アヴェ・マリア特集」、「マリア様の子守歌」などを歌いました。さらにリコーダー、ギター、オルガンによるバロック音楽の演奏は、聖堂の中を美しい響きで満たしました。プログラム後半は、ギター伴奏で、スペインのクラシック歌曲やヴィラ=ロボス作曲の名曲「ブラジル風バッハ第5番のアリア」等を歌いました。最後に、ギター伴奏でグノーの「アヴェ・マリア」を歌って、このコンサートを聖母マリア様に捧げました。
 「インドネシア神学生支援チャリティーコンサート」を第一回目から共に企画してきたジェリー神父様も、広島からいらっしゃって、コンサートの中でごあいさついただきました。終演後は教会広場にて、ジェリー神父様の出身地インドネシアのトラジャコーヒーと手作りケーキでガーデンパーティーを開き、観客の皆様、出演者共々盛り上がりました。また、岡山教会の信徒にとっては、4月から広島に異動になられたジェリー神父様とのなつかしい再会の場ともなりました。
 この日は約250人の方に足をお運びいただき、収益約18万円を、ジェリー神父様を通してインドネシア・ジャカルタの神学校(淳心会)に寄付しました。ジャカルタの大神学校では現在約40名の神学生が学んでいます。彼らが自己負担している生活費の支援に、今回の寄付金をあてることになっています。約18万円で、神学生3〜4人の一年分の生活費が賄えるとのことです。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。また第三回、四回と続けていきたいと思っています。

ソプラノ歌手 福田浩子(岡山教会)