広島地区女性連合会 研修会 信仰年                   2013年1月25日(金)

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広島地区女性連合会 研修会 信仰年 2013年1月25日(金)10:00〜15:20

1.ミサ聖祭 司式 前田万葉司教様 斉藤眞仁神父様 豊田尚臣神父様

2.ベネデクト十六世 自発教令信仰の門@AB(3〜5ページ) 講師 前田万葉司教様

信仰の門は洗礼に由って始まりその生涯はミサに与りキリストに結ばれて生きる力を戴いている。父と子と聖霊・三位一体への信仰を強め、神と共に暮らしてゆく旅路である。ミサを大切にして、イエス・キリストの生き様の再発見、命のパンの再発見に努める。家庭は教会である。修道者の誓願は、その生涯を神と共に暮すことの誓願で、一生を神に捧げることにある。
弔いのミサは、亡くなった人の一生を神に受け入れて戴くように、ミサの中で奉献し、命の過ぎ越しを諸聖人の取次に由って、キリストの復活に与らせて戴くことである。
震災への、カリタスジャパンの対応も、信仰の門に導く活動である。
三位一体の神の救いの業は、人間的(神の似姿として)に考えれば、知恵(父)が計画、意志(子)が実行し、情(聖霊)が世の終わりまで続ける原動力である。
例えば計画は、母と子の出会い。実行で、温かな心情の交流の恵みに与る。
ペトロの後継者(教皇)と共 に司教、司祭、父、母は、牧者として政治的事柄、原発問題、憲法、脱戦争について向き合い、社会の中で発信して行く。
私達は、塩となり光となることが必要で、七つの秘跡、神のみ業の再発見をして行かねばならない。
シンボルマークに付いてIHS=イエス・キリストの十字架を源泉とする七つの秘跡、特に御聖体のパンを積んだ宝船は教会、私の新年の呼びかけは十字架立つ信仰年の宝船。

3.信仰年の特別免償10月5日教皇庁内赦院から発布された特別免償に付いて

信仰年2012年10月11日〜2013年11月24日
「カトリック教会のカテキズム」1471〜1479を勉強する。
広島司教区から出された全免償の為の内容に付いて仔細な説明がなされた。
*地上で結ばれるものは天でも結ばれる。
*絶えず回心して全面的清めを戴くようにする。
*今日の研修会での免償@聖体拝領 A教皇様の意向に合わせて祈る
B必要な条件(祈り等)を満たす
Cカトリック教会のカテキズムの研修、信仰年の話等3回聴く
D早い時期に赦しの秘跡を受ける。

 

●平和の使徒になろう 講師 服部大介神父様

1. 第2バチカン公会議を受けて出された日本の教会の基本方針

@直接宣教を促進する私達カトリック教会のひとり一人が宣教者として、まだキリストの食卓を囲んでいない人々に信仰の喜びを伝え、より多くのひとを洗礼に導き、彼らと共に救いの御業の協力者となる。
A社会の福音化今日の日本の社会や文化の中には、すでに福音的な芽生えもあるが多くの人を弱い立場に追いやり、抑圧、差別している現実もある。
私達カトリック教会の全員が、このような小さな人々と共に、キリストの力でこの芽生え育て、全ての人を大切にする社会と文化に変革する福音の担い手となる。
*広島は社会派の司祭の活動、障害者への関わり、平和に付いて活動している。
【優先課題】
@教会も小教区も宣教共同体となる。
A修道会、宣教会、諸事業体(学校、施設)と具体的な協力体制をとる。
(一緒に働こう)
B1987年全国でナイス1を開催した。テーマ開かれた教会―ともに喜ぶー

2.1995年被爆50周年平和の使徒の取組が始った。(1997年カトリック会館竣工)

2000年に平和の使徒推進室が発足。2005年広島教区代表者会議を開催した。

3.広島教区宣教司牧基本方針2006年司教宣言が出された。

平和の使徒となろう平和・きょうどう・養成の三つを柱とした。
2010年平和の使徒推進室は平和の使徒本部となった。担当服部神父

4.ミサを大切にする平和の使徒になるには、ミサに由って活きる力を戴かないと平和の使徒になれない。ミサを大切にすることは私達の信念である。

5.司祭大会からの要望信徒は福音宣教が出来るように入門講座の勉強をする。

自分の言葉で信仰が語れるように、自分が教える人になる為に勉強する。私は、百瀬神父の入門講座を使用した。此れは自分の言葉で信仰を語る勉強に役立った。

6.前田司教の優先課題司祭召命青少年の促進

 

●信仰年に当たり広島教区90周年の取組

1.教区の信徒の顔写真でポスターを作成日曜日のミサに来ている方の写真を撮る。

岡山、福山、祇園,幟町に特にお願いしたい(日曜日にミサに来ている人の人数の把握)
締切4月7日

2.教会案内の作成@私の教会の絵を画くA良い写真を撮る(想いでの場所)

B地図Cミサの時間D各教会の歩み(歴史・司祭の名前)
Eスタンプラリー教区内の全ての教会を廻って下さい
+自分の教会を知る ・ 他の教会の事も知る。

3.100周年に向かって自分の教会を振り返って視る

日本カトリック看護協会JCNA 山口郁乃広島支部長(岩国教会)
イエス様に導かれて人々に奉仕するナースの集まりです。
指導司祭林神父下関労働教育センター(イエズス会)
全国に300人の会員が居る。 2013年に仙台で全国大会、2014年は東京、
2015年に広島で開催される。
現在広島教区には、山口地区に9人の会員が居る。
*広島地区のナースの方に、 是非会員になって、 大会を支えて戴きたい。
*幟町の皆様のご協力を 宜しくお願い 致します。

私達の生涯は、ミサに与りイエス様に結ばれて、その生きざまの再発見、命のパンに活かされている大きなお恵みを再発見し、ミサを大切にして内的聖化を深め霊性を培い、父と子と聖霊への信仰を強め、「福音宣教が出来るよう」 自分の言葉で信仰が語れるように、入門講座の勉強の必要に付いて強い要望が出された。
信仰年の特別免償に付いて具体的なお話を聴き、女性連合共同体の、活き活きとした信仰の喜びが、温かく心に染み透った神に感謝の研修会でした。

会長 梶山聰子