三原教会司教公式訪問・堅信式                                 11月21日(日)

HOME > 活動報告 >広島地区「聖体授与の臨時の奉仕者」任命式

三原教会司教公式訪問・堅信式

 2010年11月21日(日)年間最終主日−王であるキリストの祭日−三原教会に三末司教様が公式訪問されました。
 この日は、汗ばむほどの小春日和となりました。近年の三原教会の特徴は、アルナルド神父様のご活躍により、外国籍の信徒が大幅に増えたことです。ごミサの冒頭、柔らかくて暖かい朝日に包まれた小さな聖堂いっぱいに、三末司教様の多国籍言語での「おはようございます!」のご挨拶がこだましました・・・『Good morning! Bom dia! Buenos dias! Buongiorno! それから アニョンハセヨ!ツァォシャンハオ!チャォボィサーッ!えーとあとは Magandang umaga po! とにかく皆さんBonjour!!』・・・ ごミサに参加した受堅者23名を含む約130名の緊張を三末司教様独特のユーモアが一瞬にして解きました。
 説教の中で三末司教様は、【「あいさつ」こそがキリストの預言職である福音を伝える《愛》の基であり、「あいさつ」により人間の関わりができ、助け合って生きてこそ人間であるというキリストの王職をまっとうするための基本である。難しくない、誰にでもできる《愛》=「あいさつ」である。】と、微塵の力みも無く強調されました。また、「堅信を受ける人はキリストの恵みを頂いて、全世界に派遣されるのです。全世界とは、あなたの周りのことです」とも述べられました。もしかすると今回の堅信式が三末司教様の最後の堅信式になるかもしれないとのことで、貴重な説教は感動の内に参加者全員の心の奥底に深く深く沁み入りました。説教に続いて堅信式が行われ、23名が堅信の秘跡を頂きました。23名は良い緊張感を保ちながら、「アーメン」「主の平和」と三末司教様と神さまに「あいさつ」ができました。三末司教様、ありがとうございます。感謝でいっぱいです。
 ミサ後、全員で記念写真を撮り、信徒ホールに場所を移して三末司教様歓迎会&堅信祝賀会が行われました。三原教会名物のカレーライスにケーキと桜餅、ブラジルのフェジョアータ、アルナルド神父様お手製のパン、フィリピンのパンシット(ビーフン)など用意された料理に全員で舌鼓を打ち、そしてメインの手作りホワイトデコレーションケーキに三末司教様が入刀され、歓迎&祝賀会は宴たけなわとなりました。三原教会全ての信者にとって、この日は忘れ得ない日となりました。主イエス・キリストの愛に感謝!
 三末司教様のご健康を祈りながら、三原教会からの報告を終わります。

三原教会 向井