2007年2月12日(日)祇園教会新パイプオルガンオープニングコンサート

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●ごあいさつ

 最近、友だちが祇園教会を訪ねてくると、私はすぐに自慢の新しいオルガンを見てもらうために、聖堂に連れていきます。皆が、すぐに聞きます。「いったいパイプは何本あるのですか?」と。私は「758本」と答えます。直径が数ミリ、長さが数センチの小さいパイプがあれば、3メートルの長いパイプもあります。金属のパイプがあれば、木のパイプもあります。全てのパイプは同じく必要とされています。
異なったパイプの組み合わせは、美しいメロディを生み出します。これは、祇園教会の信徒たちを象徴的に表しているのではないでしょうか? 信徒のなかに、子どももいれば、年配の方もおられる。男もいれば女もいる。学者もいればサラリーマンもいるといったぐあいに。不必要な人はひとりもいません。皆が貴重な存在です。
 古いオルガンは私たちに数十年間にわたって、祈り方を教えてくれました。そのまわりに祇園教会の美しい聖歌隊が生まれ、育てられてきました。
 数年前、古いオルガンが老齢化を表しはじめたので、新しいオルガンの為に募金活動を始めました。沢山の方々が協力してくださいましたが、パイプオルガンはあまりにも高額で・・・。「新しいオルガンはいつ生まれるのだろう?」と私は正直悩んでいました。そのとき、ある寛大な大恩人の方がオルガンのために莫大な寄付をしてくださいました。早速オルガンを注文しました。寄附を寄せてくださった恩人のみなさま、ありがとうございました。あなた方のおかげで、今、祇園教会は誇るべきオルガンに恵まれています。十数年後、新しい教会が献堂されたときにも、このオルガンを使うことになっています。新しいオルガンは、今の私たちの教会と、将来の新しい教会の橋渡し役となってくれるでしょう。
 今日、私たちの感謝の気持ちをあらわすために、コンサートを企画しました。音楽を聴きながら、私たちの感謝の心を味わっていただけたら幸いです。
 ありがとうございます。

主任司祭 L・カンガス


●新パイプオルガン

 2006年12月24日、クリスマスミサで祇園教会の新しいパイプオルガンが祝別されました。古いオルガンは、今を去ること44年前の1963年に現在の聖堂と時期を同じくしてこの教会にやってきました。来ましたと言うのもこの教会の由来は聖堂入口のメモリアルプレートに次のように書かれています。『この聖堂はラウレス師の尽力により、ドイツをはじめとする欧米の人々が、戦後の苦しい生活にもかかわらず支援してくださった浄財によって建立され、1963年4月29日聖霊に捧げて、献堂されました』。このように聖堂もオルガンも多くの方々の善意でもって作られたのです。私達世代は先人の努力に心から感謝申し上げます。