2009年6月21日(日)三末司教公式訪問                    カトリック廿日市教会

HOME > 活動報告 > 2.11「建国記念の日」を問う広島集会

6月21日、司教様の公式訪問が行われ、ミサ中、六人の方の堅信式が行われました。
堅信を受けたのは、小学生、中学生、高校生、青年、フィリピンの若い女性、大人の女性とさまざまな年代で、色々な時間に勉強を重ねてこられました。

司教様のお話の途中にはうっかりすると聞き逃しそうなジョークが飛びだすことを知っていますから、みんなお話はもちろん、ジョークも聞き漏らすまいと耳をそばだてながら終始笑顔。お話のなかにいつまでも忘れられないことばがいくつもありました。
「誰かがしてくれる、してくれるのを待つのではなく、自分みずから始めよう。誰かが明るくしてくれるのを待つのではなく、自分が明るくしよう。」
「ものごとがうまくいかない時、自分が揺さぶられ、どん底にいると思うとき、自分は神の恩恵のなかで生きている、その信仰がありさえすればいい。決して捨てばちにならないで、主よ、助けて!と叫べばいい。その術(すべ)をもっていれば、滅びることはない。」

堅信を受けた人たちにおくられた「今日から、あなたがたは一人前の信者として、派遣されます」というおことばを、信者一人ひとりが受け止めました。

ミサ後に、司教様を囲んで、茶話会がありました。高齢化の進んでいるということもあり、幟町教会になかなか出向けない人も多く、二年ぶりに司教様にお目にかかる人もありました。
子ども達はいつの間にか司教様のまわりに集まってきて、楽しげにおはなししていました。ピンクの帽子をかぶらせてもらっていた子もいましたよ。

「いつまでもここにいたいですが・・・」と別れを告げられた司教様をお見送りしてからも、お話の余韻がジーンと胸にのこる公式訪問でした。感謝のうちに。

アルバム