2007年1月14日(日)司教宣言『平和の使徒となろう』徳山教会

HOME > 活動報告 > 司教宣言『平和の使徒となろう』徳山教会

 2007年1月14日(日)のミサ後徳山教会主聖堂に於いて、広島教区平和の使徒推進本部・本部長である祗山登さん(呉教会在籍)をお招きして、宣教司牧に関する司教宣言『平和の使徒となろう』とそれを実現するため発足された『平和の使徒推進本部』の説明会が開かれました。
 この会は徳山教会献堂五十周年記念行事第一弾とされ、教会の現状と教区としての五年後、十年後を見据えたこれからの取り組みを説明し、信徒の意識改革のためにもたれました。
 会の構成は大体五つに分けられ順番に
        一、説明者の自己紹介等の導入部
        二、「司教宣言」「取組み」「体制」の説明
        三、「国内、教区の現状」を説明
        四、「平和の使徒推進本部」について
        五、「これからの取り組みとして」と「これからのキーワード」です。
 1時間弱の時間で、幅広く内容の濃い項目に例えを交えて話され、聞きやすく理解しやすいようにとの意図が感じられました。
 特に項目五の「これからのキーワード」に焦点を当てて内容を挙げてみますと、
 ●これからは、信徒が積極的に
  ・ 信仰に生きた人たちを想う。現在は、ある種の迫害の時代ではないか?等考えてみると、
   教区年間サブテーマの「殉教者を想い、自分の信仰を生きる」が見えてくる。
 ●教会内の正確な情報伝達
  ・ 広報という物にもっと広い意味で、これから人とつながりを取って行かなければならない。
   情報を共有し、共に働く(きょうどう)事がポイントになる。
 ●自分に出来る精一杯の「福音宣教」って、なんだろう
  ・自分に出来ることを見つけて、「福音宣教」につなげよう。
  ・召命の祈りが出来ますから、病床にあられる方を勇気づけて下さい。
との説明がなされました。
 「基本方針の三つの柱」の「平和」・「きょうどう」・「養成」の各推進チームは編成され会議開催等動き出しているとの事です。
 説明会の最後に担当司祭のオレギ神父様より、本部長へお礼を述べられ、信徒へ「司祭が高齢で、十年後には誰もいないかもしれない。お終いだ。そんな《雰囲気》がある。白人の神父でなければならないのか? 日本の教会の問題です。働き手が少ないのならば、召命の祈りをよくしましょう。」とお話されました。
 なお、ミサ後の祈りが1月21日(日)より『平和の使徒となろう』になりました。