芳賀巡礼                                        2013年5月19日(日)

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聖ディエゴ喜斎の苦難を偲びつつ
雨中の芳賀巡礼

 岡山教会 殉教者・巡礼地顕彰委員会  今日は雨?との天気予報の下、教会から金楹洙(キム・ヨンス)神父と2人が芳賀の里へ向けて巡礼出発。そして一宮で8人と落ち合い、祈りの後芳賀の里に向けて出発。今年は岡山南教会と倉敷教会からのお2人を含め、少人数の参加でした。

  生誕地の記念公園ではテントを張って、雨をしのぎながらミサに与りました。説教では、聖霊降臨の主日に因み、「…巡礼は声の無い宣布(せんぷ)(広く行きわたらせること)です。何を宣布(せんぷ)しようと思っていますか。…今、聖霊と共にいることを思い出してください。聖霊降臨は創造の時から今迄続くいのちの恵みそのものです…」と言われ、日々を巡礼として歩む私たちに励ましを与えてくださいました。 ミサ後は、生誕地で参加者の方々とゆっくりすることもかなわず、帰参となりました。来年度は、皆さんの参加を得て、日本二十六聖人の最年長者の聖ディエゴ喜斎と共に巡礼できればと思います。

 岡山教会では、毎年5月に聖ディエゴ喜斎のふる里「芳賀の里」まで、教会から約10キロの徒歩巡礼を行なっています。聖ディエゴ喜斎は秀吉のキリシタン弾圧により1597年2月5日長崎の西坂で殉教し1862年に列聖された日本二十六聖人の一人です。途中で落ち合い5`程を歩いたり、野外ミサだけに与ったり、皆様方の体調で参加して頂いています。来年度は是非皆様方もご参加下さい。