津和野乙女峠祭り
乙女峠祭りにはめずらしく、朝から小雨がぱらつく、あいにくの天気となりました。巡礼行列に先立って、開会セレモニーが行われ、前田司教の後、津和野町長の歓迎のご挨拶がありました。<写真(1)>雨のため例年より少なかったと思いますが、それでも全国各地から1600人以上の巡礼者が集まり、特に今年は前田司教様の出身地、長崎からの巡礼団が目立ちました。その日、小さな美しい町津和野はカトリック巡礼団で溢れました。
前田司教様にとって乙女峠は初めての訪問でしたが、前日、マリア聖堂をはじめとする乙女峠の施設をご覧になって、すばらしいと感嘆されていました。手前味噌ですがと断りながら、ここは日本一の巡礼地だと説教で話されました。
小糠雨のため足元が悪く難儀しましたが、殉教者を偲びながら、45名の司祭団によるミサは感動的でした。<写真(4)>
五月雨(さみだれ)の 乙女峠や マリア笑む 前田万葉司教
(1)津和野教会聖堂 前田司教の挨拶<中央> 向かって右の男性は津和野町長と町関係者
(2)マリアを担ぐ乙女たち(萩光塩高校とサビエル高校)
(3)乙女峠の登り口 ロザリオの祈りと聖母賛歌を歌いながら津和野の町を巡礼行列した
(4)乙女峠に設置された仮祭壇 司教を含む45名の司祭団による荘厳なミサ
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