岡山市内巡礼                                         2009年1月30日(土)

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感謝・感謝!の岡山市内巡礼

岡山南教会信徒

 去る1月30日に市内巡礼をしました。その日は保育園の生活発表会でおまけに長女の初聖体の勉強会できっと子どもたちも疲れているだろうと思っていました。長女に聞くと、「ママ!今年も歩く!」と第一声。昨年は下の子がまだベビーカーだったので、中央図書館でリタイヤしていたのでした。長女は悔しい思いであきらめました。そのことを覚えていたのでした!南教会には高校生のお姉ちゃんがいます。子どもたちはその子のことが大好きです。そのお姉ちゃんも参加できることを知り、ますますやる気です。
 南教会で瀧井神父のお話とお祈りの後、さあ出発です。お天気も良かったのでハイキング気分です。土手にでて住吉宮までの道のりは、子どもたちにとっては余裕でした。土手に上がって国道2号線の下をくぐる頃、1番下の子が「だっこ!」でした。続いて2番目の子が「お腹すいた。」です。自分自身はまだまだ気持ちに余裕があったので「はい抱っこ。はい、あめでもどうぞ。」と笑顔でした。
 しかし、(普段あまり歩かないせいでしょう)十日市あたりから足が痛くなり、下を向いて歩くようになりました。1番下の子をおんぶして歩きました。1番後ろの方で歩いていましたので一緒に参加した方々が「抱っこしようか?」「あめをどうぞ。」などお声をかけてくださいました。とてもうれしかったです。ご自身もしんどかったかもしれないのに子どもたちを気にかけてくださって・・・。そのときふと、かつての殉教者や、幼子を連れて寒い中を歩かされたりした母親たちのことに思いを馳せていました。
 中央図書館に着きました。少し歩くペースが落ちていた長女に「どうする?」と聞くと、「絶対岡山教会まで行く。」ということでしたのでそのまま岡山教会まで巡礼の列に加えて頂くことにしました。そしてなんとか岡山教会に到着することができました。
 今年で2年目の参加でしたが、(足手まといだろうなあ・・・)と思いつつも参加し、たくさんの方の親切・優しさをいただきました。子どもの「参加したい。」という気持ちはきっと神様が導いてくださったことなんだろうなあといつも思います。ありがとうございました。

市内巡礼/まとめ
徒歩参加者は19人、岡山南教会での祈りの参加者は24人。参加者は、岡山教会と岡山南教会の方々とミュールノートルダム修道院のシスター1名。全員完歩に感謝。
瀧井神父が『…信仰を持つことは本当の覚悟が必要です。…殉教者の歩むつらい道、でもそこには希望があった。イエス様が神の国で待って居られる。…歩く、それは「一人」ではない、「一緒」に歩くことによって支え合う。…「私」ではない「私たち」の信仰、心を一つに。皆が無事に岡山教会までつけるよう祈っています。』とお話し下さった。(この項、広島教区殉教地巡礼地ネットワーク・岡山)