聖トマス小崎記念巡礼                             2008年1月20日(日)

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「巡礼の年」始まる!

 今年2008年は広島教区にとって祝福された年です。11月24日に広島教区に5名(フランシスコ遠山甚太郎、マチアス庄原市左衛門、ヨアキム九郎右衛門、メルキオール熊谷豊前守元直、伝道士ダミアン)の新しい福者が誕生します。
 今年の教区年間テーマは「平和の使徒となろうー今、殉教を生きるとは?―」です。 
わたしたち一人ひとりが、キリストの証し人(殉教者)として「今、何をすべきか」と問われていることを意識し、具体的な活動につなげていくよう努めます。
 今年広島教区内の殉教地・巡礼地で行われる行事や巡礼を、11月24日の長崎での「列福式」のための準備をとして、大切に守っていきましょう。

 1月20日(日)日本26聖人の一人、聖トマス小崎記念巡礼が三原でありました。

聖トマス小崎殉教碑徒歩巡礼

 1月20日(日)約130名の方々の参加により三原教会主催で行われました。遠くは兵庫や長崎からも来られ、教区内では岡山・福山・尾道・三篠・廿日市・東広島・長府等の各教会から参加されました。本年はこの徒歩巡礼が188殉教者列福の年の初めを飾る巡礼行事ということで、三末司教をお招きしミサの司式をしていただきました。アルベルト神父、野中神父、外川神父、服部神父、肥塚神父、アルナルド神父との共同司式。
 ミサの後、共にカレーの食事をとり、三原教会を11時30分に出発しました。当日はことのほか厳しい寒さで、みぞれ交じりの雪に濡れながらの巡礼となりました。途中、お祈り・ロザリオを繰りながら、二十六の聖(ひじり)を歌って進みました。三原教会から聖トマス小崎殉教碑を経てJR本郷駅まで、約13qの道のりを85名の方が事故もなく歩かれ、JR本郷駅に15時20分到着。例年のペースで終えることが出来ました。気温6度以下という寒さの中での徒歩巡礼でしたが、日本二十六聖人が長崎まで歩かれたことを偲ぶ、良い巡礼となりました。(三原教会・聖トマス小崎
殉教碑建設委員会)

引き続き計画されている行事・巡礼をご案内します。(5月まで)

・2月2日(土) 岡山市内巡礼(浦上四番崩れ流配所)/徒歩巡礼…岡山教会
・2月5日(火) 聖ディエゴ喜斎記念聖堂/日本二十六聖人顕彰ミサ…岡山教会
・2月11日(祝) 広島キリシタン殉教祈念碑/殉教祈年祭…観音町教会
・5月3日(祝) 乙女峠/乙女峠まつり…津和野教会
・5月予定 芳賀の里/徒歩巡礼…岡山教会