インファンタ教区訪問2009                          荻 喜代治 神父

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インファンタ訪問

岡山教会 荻 喜代治 神父

  今年も八月十九日から二十五日まで、フィリピン姉妹教区とマニラを若者たちと訪問して来ました。今年で第六回目となる旅ですが、過去最高の十八名の参加となりました。内訳は、中学生二名、高校生二名、大学生四名、大人四名、神父五名と通訳のシスター(マニラ在住)一名、出身地も山口、広島、岡山と広範囲からでした。
 昼間は、全員での行動、夜は一、二名ずつのホームステイでした。訪問の内容は、だいたい例年同様でした。つまり、ナカル・カルメル高校歓迎会、カルメル修道院訪問ミサ交歓会、台風後の復興住宅ジョンポールビレッジの訪問、ジェネラルナカル教会、リアル教会、ACT修道院、女性自立の家の訪問、カタブリガンビーチでのスイミング等で、例年と異なったことは、教区のソーシャルアクションセンターの船を借りて、美しいビーチへの日帰り船旅、スイミング、ホストファミリーとのゆっくりした一日を過ごしたこと、ナカル・カルメル高校でのキャンプファイヤー等がありました。また、隣のリアル教会(オッシー神父)を訪問し、神父四名は、リアルにも一泊ホームステイをし、姉妹教区の広がりを感じました。例年よりたくさんの人数の参加があり、「積極的な、日本側からの元気な出しもの」もあり、それと同時に、今後への重要な課題も見えました。つまり、「第二次世界大戦中の日本軍がインファンタで犯した行為について」また、「今のインファンタに於いて、行い続けられている先進国による無計画な森林伐採等による自然破壊、それに伴う風水災害」について訪問前に調べ、学ぶことの重要さが参加者自身から出されました。
 今年もラバイアン、ティローナ両司教様とともに昼食をとり、また、御ミサを捧げることができました。